【映画レビュー】『ヘッド・オブ・ステイト』は“ちょうどいい”痛快アクション活劇だった!
Amazonプライム・ビデオで配信中の映画『ヘッド・オブ・ステイト』。
「なんとなく軽めのアクション観たいな〜」という気分で再生ボタンを押したんですが、予想以上にツボでした!
今回は、その魅力や見どころを、ネタバレ控えめにお届けします。
サスペンス&アクション、でもどこか“ユルい”コメディタッチが絶妙。忙しい毎日をちょっとだけ忘れたいときにピッタリの一本でした。
タイトルからして気になる『ヘッド・オブ・ステイト』とは?
直訳すると「国家元首」──つまり、首相や大統領といった“国のトップ”たちの話です。
といっても、堅苦しい政治映画ではありません。
主演は、イギリスの首相役にイドリス・エルバ、アメリカの大統領役にジョン・シナ。
この二人が冒頭からバチバチに対立。とにかく仲が悪い(笑)。
そんな彼らが、突如命を狙われ、MI6の女性エージェントとともに逃亡劇を繰り広げるという内容。
もうこの設定だけで、「あ、これは軽く観られるアクションコメディだな」とわかります。
英米のトップが逃げて戦って笑わせる!
映画が本格的に面白くなってくるのは、ふたりの逃亡が始まってから。
アクションあり、銃撃戦あり、逃走劇あり――
なのにどこか笑える。このバランスが非常に良い。
特に印象的だったのが、国境越えのシーンや、互いに罵倒しながら協力する展開。
英米の文化の違いや言葉のギャップも随所に織り込まれていて、笑いながら観られます。
そして忘れてはいけないのが、MI6のエージェント・ノエル役のプリヤンカー・チョープラー・ジョナス。
この人がとにかく頼りになる。知性と行動力を兼ね備えた“縁の下の力持ち”って感じで、物語の引き締め役でしたね。
軽めアクションを探している人には“最適解”の一本
正直なところ、ストーリーの深さや政治ドラマのリアリズムを求める人には物足りないかもしれません。
でも、「最近疲れてるし、頭空っぽで観られる楽しいアクションが観たい」というときには、かなりおすすめです。
特に僕のようにアマプラで週末に映画を探している中年層にはピッタリ。
「難しくないけど退屈じゃない」、まさに“ちょうどいい映画”なんですよね。
こんな人におすすめ!
- 英国&米国の政治が舞台の映画が好き
- サスペンスもアクションも笑いも、全部ちょっとずつ味わいたい
- イドリス・エルバとジョン・シナの掛け合いを楽しみたい
- 忙しい平日後、サクッと観てスッキリしたい
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「国家のトップが命を狙われて逃げる」という重そうな設定なのに、観てみると“意外と笑える”痛快作。
梅雨のジメジメした夜にぴったりの、軽快アクション活劇でした。