SBI証券の「FIDO(スマホ認証)」について、概要から設定手順、安全性、注意点まで、わかりやすく丁寧に解説します。
目次
FIDO(スマホ認証)とは?
FIDO(スマホ認証)は、従来のユーザーネーム・パスワード認証に加えて、スマートフォンに登録された生体認証(指紋・顔認証)やPINコードなどを用いる多要素認証方式です。
これにより不正ログインやなりすましリスクを大きく低減できます。
2025年5月31日以降、SBI証券ではログイン時の多要素認証(デバイス認証またはFIDO認証)が原則必須化されました。
どうして必要?セキュリティ強化の背景
- 不正アクセス、なりすまし、フィッシング詐欺対策として、アクセス時の本人確認強化が求められています(sbisec.co.jp)。
- 電話番号だけの認証では安全性が不十分で、より高度な認証体制が必要と判断されたわけです。
対象となる利用者は?
- スマートフォン用アプリ(株アプリ、米国株アプリなど)を利用する方
- HYPER SBI2などPCアプリを利用する方
パソコンだけ利用の方でも、「デバイス認証」と共にFIDO認証も推奨されています。
ただし、PCのみの場合はデバイス認証のみで運用可能とする見解もあります。
どうやって設定する?
- スマートフォンに「SBI証券 スマートアプリ」をインストール
- 初回起動後、「FIDO認証登録」をタップして顔認証・指紋認証・PINコードいずれかを設定
- PCや他の端末からログインする際には、スマホ側でQRコード読取りまたはリクエストコード入力による認証を行います
公式サイトの動画(YouTube)でも設定方法を丁寧に説明しています。
よくある質問・注意点
• スマホを持たない高齢者の場合
パソコンしか使わない人は「デバイス認証」でOKとの案内もあり。ただし、SBI証券側とのやり取りや設定による個別対応が必要なケースがあります。
• 複数口座・共用スマホについて
- 1台のスマホでは1口座のみ登録可能。
- 家族間で共有する場合は、口座ごとに異なるスマホやメールアドレスが必要です。
• スマホ紛失や機種変更した時
公式Q&Aでは、登録解除や再設定は連絡一本で対応可能との記述があります。
6. 最後に:安心して取引を続けるために
ポイント | 内容 |
---|---|
✅ 早めの設定推奨 | 2025年5月31日以降、未設定の場合は電話認証に切り替わる可能性 |
✅ スマホ・PC両方対応が安全 | 万一の時に備えたセキュリティ強化の一環 |
✅ 公式手順・動画で迷わない | 動画マニュアルや公式FAQを参照しながら設定可能 |
まとめ
- SBI証券は2025年5月31日より、多要素認証(FIDOまたはデバイス認証)の原則必須化。
- 特に、スマホアプリ・PCアプリ利用者はFIDO認証の設定が強く推奨されます。
- スマホがない場合はPCだけのデバイス認証で代替できるケースもありますが、不安な場合はサポートへ相談するのが安心です。
不正利用を防ぎ、安心して資産運用に集中できる環境を整えるためにも、今すぐ「SBI証券スマートアプリ」をインストールしてFIDO認証を設定しましょう。
先般の証券会社がターゲットになった不正取引のための策ですので、ほぼ全部の証券会社が多要素認証をようやく取り入れました。
若干遅いとは感じますが、これで不安が少し解消されました。

夏の100%ボーナスプロモ