「べらぼう」唐丸の正体がついに明らかに!染谷将太が演じる喜多川歌麿の魅力とは?
突然の再登場、謎の唐丸
「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」、5月11日(土)放送の第18回で、物語は大きく動きました。
物語序盤で姿を消していた“唐丸”が、思わぬかたちで再登場。そして明かされたのは、まさかの正体――あの男こそが、のちの喜多川歌麿だったのです。
いやぁ、まさに“べらぼう”な展開でした。
登場時の唐丸は、ちょっと不気味で謎めいた人物でしたが、どこか哀愁と情熱を内包していて。あの目つき、仕草……どこかで見たことがあるような、でも確信できない。そんな「ひっかかり」が見事に伏線になっていましたね。
喜多川歌麿、その正体と意味するもの
喜多川歌麿(きたがわ うたまろ)といえば、浮世絵史上に燦然と輝く名匠。特に「美人大首絵」で知られ、江戸の女性たちを繊細かつ大胆に描いた画風は、今なお世界中で評価されています。
この「べらぼう」の中で、彼が“唐丸”という謎の男として登場し、のちに蔦屋重三郎と出会い、花開いていく。この展開は、「天才が生まれる前の葛藤と苦悩」を描いており、とても興味深いです。
重三郎との関係がどうなっていくのか。互いの個性がどうぶつかり、どう融合していくのか。今後の見どころは尽きません。
そして、何より気になるのは――
染谷将太という俳優が描く、歌麿の人間像
唐丸=歌麿を演じているのは、染谷将太さん。
いや、これがもう、見事というほかない配役でした。
染谷さんといえば、「寄生獣」「聖☆おにいさん」「さよならくちびる」など、現代日本映画を代表する俳優の一人。独特の“静かな熱”を持ちつつ、どんな役にも染まる――まさにカメレオン俳優。
今回の「べらぼう」では、彼の持つミステリアスな空気と、情熱の奥行きが、唐丸という“未完の芸術家”像にぴったりはまっていました。
この後の話数で、歌麿としての本領が発揮されていくと思うと……いやぁ、胸が高鳴ります。
ちなみに、染谷将太さん出演作品の多くは、Amazonプライム・ビデオで配信されています。気になった方は、ぜひ下記リンクからチェックしてみてください。
まとめ:べらぼう、ますます目が離せない!
第18話で明かされた唐丸=喜多川歌麿という事実は、「べらぼう」という物語に新たな深みを与えました。
ただの時代劇では終わらない、芸術と人間のぶつかり合い。
これから、蔦屋重三郎と歌麿がどう手を取り合い、どう江戸文化を変えていくのか……中年世代の私としては、彼らの「情熱の再出発」に、心を揺さぶられています。
来週以降もますます楽しみですね。