【GAMMAでスライド作成】パワポ代わりになるの?使ってみた感想と他AIとの比較
プレゼン資料づくりにAIを活かしたい!
50代ともなると、業務であれ趣味であれ、人前で何かを説明する機会がぽつぽつ増えてきます。私の場合、地域の歴史勉強会で発表することもあるんですが、いつも苦労するのがスライド作成。
PowerPointは慣れているけど、どうしても時間がかかるし、レイアウトに迷って手が止まることも多い。そんな中で見つけたのが、**「GAMMA(ガンマ)」**というAIスライド作成ツールです。
ちょっと触ってみたら、「あれ、これ思ったより使えるんじゃないか?」という印象だったので、今回はこのGAMMAが“パワポ代わりになるか”を徹底検証してみました。
GAMMAを実際に使ってみた〜操作感・できること〜
GAMMAってどんなツール?
GAMMAはブラウザベースで使えるAIプレゼン作成ツールです。URLは以下👇
▶︎ GAMMA公式サイト
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ChatGPTのようにプロンプト(文章)を打つだけで、自動でスライドの構成・レイアウト・デザインを作ってくれるというのが最大の特徴。
たとえば、プロンプトにこう書くだけで:
「日本の歴史に関する中学生向けプレゼン資料を作って」
ほんの数十秒で、10枚前後のスライドが自動生成されるんです。
良かった点①:デザインが美しい&すぐに見せられる
とにかく驚いたのが、見栄えの良さ。余白やフォント、アイコンの配置までバランスがよく、ちょっとしたビジネス用スライドにも十分使えます。
また、URLを共有するだけでWeb上でそのままプレゼンできるのも便利。パワポのインストールがいらないのは助かります。
良かった点②:文章の要約・構造化がうまい
長文のテキストを貼り付けると、自然にスライド構成にまとめてくれるのも便利。内容を整理しながらスライドを作ってくれるので、アイデア出しと構成の初期段階にはとても役立ちます。
惜しい点①:細かい編集はちょっと苦手
GAMMAはあくまで「プレゼン向けのWebスライド」が得意。PowerPointのような細かいアニメーション設定や印刷用レイアウト、Excel連携といった機能は弱めです。
エクスポートもPDF形式が中心で、PowerPointファイル(.pptx)には直接変換できないのが残念。
惜しい点②:日本語サポートはやや不安定
自動生成されるテキストは、まあまあ自然ですが、漢字の使い方や助詞の違和感が出ることもあります。あと、フォントによっては日本語の文字間隔がちょっと詰まって見えるケースも。
他の生成AIとの比較、どれが一番使える?
① ChatGPT + Canva の組み合わせ
- ChatGPTでスライド構成&原稿を作成
- Canvaでテンプレを使ってビジュアル作成
この組み合わせは柔軟性が高く、見た目にも強く、編集も自由。ただし、ある程度手動作業が必要になります。
② PowerPoint + Copilot(Microsoft 365)
- Wordやメールから自動でスライド作成
- 既存のPowerPointファイルから要約も可能
ビジネス用途なら最強。ただし、Microsoft 365の有料契約が必須で、処理スピードも環境次第。
③ Notion AIのスライド生成
最近出てきたNotion AIのスライド作成機能もありますが、現時点ではGAMMAのほうが完成度は高いです。
まとめ:GAMMAは“アイデア出し”に強い、でも用途を選ぶ
GAMMAは、「0→1でスライドを作る」には非常に優れたAIツールです。特に、
✅ スライド構成を考えるのが苦手
✅ デザインに悩みたくない
✅ URL共有でサクッとプレゼンしたい
…という方には、間違いなくおすすめです。
一方で、
❌ アニメーションや図表を多用したい
❌ PowerPointとの互換性を重視したい
…というケースでは、CanvaやPowerPoint Copilotとの併用が現実的かもしれません。
最後に
「AIでスライドまで作れる時代が来たんだなぁ…」と、ちょっと感慨深いものがあります。昔は深夜までPowerPointと格闘してたのに、今は思いついたことを文章にするだけで資料が出てくるんですから。