株式の配当金って、いつ決まっていつもらえるの?気になるスケジュールを調べてみた!
最近またNISAで株を少しずつ買い足していて、ふと疑問に思ったんです。
「配当金って、いったい“いつ決まって”、“いつ口座に入る”んだろう?」
ネット証券で保有株のページを見ると、「権利確定日」「権利付き最終日」「支払予定日」などなど…。正直、よくわからない!
ということで、今回は配当金のスケジュールをできるだけわかりやすくまとめてみました。
配当金って、そもそも何?
配当金とは、企業が出した利益の一部を株主に還元するお金のことです。
わかりやすく言えば「株を持っているだけでもらえるご褒美」みたいなもんですね。
ただし、配当金をもらうにはタイミングが大事。
そのためのスケジュールを順を追って見ていきましょう。
配当金はいつ決まって、いつ入る?
■ ステップ①:いつ株を持っていればいい?
配当金をもらうには、「権利付き最終日」までに株を保有していることが条件です。
例:
3月末が「権利確定日」なら、
その2営業日前(=だいたい3月29日頃)が「権利付き最終日」になります。
※この日を過ぎてから買っても、その期の配当金はもらえません。
■ ステップ②:配当金の「金額」はいつ決まる?
企業は、以下のタイミングで配当の金額を決定します。
- 中間配当(9月末) → 秋ごろに発表
- 期末配当(3月末) → 翌5〜6月に発表
これらは決算発表後、取締役会や株主総会で正式に決まります。
実際に「何円もらえるのか」がはっきりするのはこのタイミングです。
■ ステップ③:いつ口座に入る?
権利確定日から、約2〜3か月後に配当金が支払われます。
配当種類 | 権利確定日 | 入金時期の目安 |
---|---|---|
中間配当 | 9月末日 | 12月上旬〜中旬 |
期末配当 | 3月末日 | 6月上旬〜中旬 |
たとえば私が持っていた某通信株では、3月末に配当の権利が確定して、6月10日前後に証券口座に振り込まれていました。
■ 配当金の受け取り方法は?
配当金の受け取り方は主に3つ。
- 証券口座での受け取り(株式数比例配分方式)←これが一番おすすめ
- 登録した銀行口座へ振り込み
- 郵便局での受け取り(配当金領収証)
特に設定していないと「郵便受け取り」になるので、証券口座での受け取りに設定変更しておくと管理が楽です。
配当金生活に一歩近づく、おすすめ証券会社
■ 松井証券
- 1日50万円以下の取引は手数料無料(現物取引)
- 100年超の歴史ある老舗証券で、サポートが丁寧
- 配当履歴・受け取りスケジュールもWebで確認しやすい
- 「QUICKリサーチネット」で業績や配当利回りもチェック可
■ DMM株(DMM.com証券)
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- 取引ツールがシンプルで、初心者にも使いやすい
- 米国株も配当ありで取引可能(日本円で受け取り可)
- 口座開設でポイントプレゼントなどのキャンペーンも豊富
まとめ
株の配当金は、以下のような流れで決まって・入金されます:
- 権利付き最終日までに株を保有しておく
- 取締役会や株主総会で金額が決定
- おおよそ2〜3か月後に入金
仕組みがわかれば、「いつ買えば配当がもらえるのか」「いつお金が入るのか」がはっきりして安心できますね。
まずはNISA口座などで、配当金の非課税メリットを活かしながら、1株から気軽に投資を始めてみるのもおすすめです!
※本記事は筆者の調査・体験に基づいており、投資判断はご自身の責任でお願いいたします。