NISAの成長投資枠、どこに投資すべきか?
今回は2024年から本格スタートした新しいNISA制度の「成長投資枠」に注目して、「結局どこに投資したらいいのか?」というテーマでお話しします。
私自身もこれまでの積立NISAから、新NISAの成長投資枠にステップアップした一人。個別株やETFにも興味が湧いてきて、「ちゃんと企業を選ばなきゃ」と身が引き締まる思いです。
その中で、一つの判断基準として私が大切にしているのが、「ここが潰れたら日本がヤバい」レベルの企業に投資することです。なぜなら、そういう企業は経済や社会の根幹を支えていて、国の政策的にも守られやすいからです。
成長投資枠ってどんなもの?
NISAの成長投資枠は、年間240万円まで、非課税で株式やETFなどに投資できる制度です。つみたて投資枠と違い、こちらは短期〜中期的な値上がり益も狙える枠として位置づけられています。
言い換えるなら、「ちょっと攻めた投資ができる場所」ですね。ただし、リスクも高まる分、銘柄選びはより重要になってきます。
投資先選びの指針:「潰れたら大変な企業」
私がよく使う判断基準がこちらです。
● インフラ・金融系
例えば、
- NTT(通信)
- 東京電力や関西電力(電力)
- 三菱UFJ銀行や三井住友銀行(金融)
といった企業は、日本社会のインフラそのもので、簡単には倒れません。仮に経営が厳しくなったとしても、国が何らかの手を打つ可能性が高いです。
● 産業の中核を担う企業
- トヨタ自動車(自動車)
- 日本製鉄(素材)
- 信越化学(半導体素材)
こうした企業は、日本の輸出や技術の根幹に関わっており、業績にも安定感があります。とくに海外売上が大きい企業は、為替メリットを受けることもありますね。
成長投資枠で狙うべきETFも
個別株が難しい方には、以下のようなETF(上場投資信託)も選択肢になります。
- TOPIX連動型ETF(1306など):日本の大型株全体に投資できる。
- 日経高配当株50 ETF(1489):安定した配当と成長性を兼ね備えた企業群。
ETFなら個別株ほどのリスクを負わず、広く分散投資ができます。これも成長投資枠の活用方法として有効です。
まとめ:安心と成長の両立を狙え!
「ここが潰れたら大変になる企業」は、裏を返せば日本の屋台骨。その分、投資先としての信頼性も高いです。もちろん、業績や将来性をきちんと調べることは大前提ですが、判断に迷ったときの“羅針盤”として有効です。
私もこれから、成長投資枠を使って、自分なりに「守りながら攻める」投資を続けていこうと思っています。
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