10年乗った愛車との別れを考える時
昨日、いつものように車のエンジンをかけようとしたとき、スターターが「カチカチ」と弱々しい音を立てるだけで、エンジンがかからない瞬間がありました。
なんとか2回目の試みでエンジンはかかりましたが、このバッテリーの消耗は、私の10年来の相棒が少しずつ限界に近づいていることを示す兆候なのかもしれません。
振り返れば、45歳の時に購入したこの車。子供が大学に進学するタイミングで家族の足として選んだ一台でした。
当時は中古ですが最新モデルで誇らしかったものですが、今や近隣の車と並べると、明らかに一世代前の雰囲気を漂わせています。
通勤用としては使わず、主に週末の買い物や時折の帰省に使うだけになりました。
リモートワークが増えた今でも、車内で過ごした時間は私の生活の一部です。
しかし、来月には車検を控えており、前回の車検では「次はマフラーとブレーキパッドの交換が必要になりますよ」と言われていました。
エアコンも効きが悪くなり、夏の外出が心配です。
修理費を考えると、定年までの残り10年を見据えて、そろそろ新しい車に乗り換えるべき時期なのかもしれません。
会社の同僚も先日ハイブリッド車に買い替えたようです。
燃費がよくなって月々の出費が減ったと聞きましたが、確かに毎月の給油代は家計に響きます。
最近の車の安全装備の進化も目覚ましく、高年齢になっていく私にとっては魅力的です。
退職金の一部を使うのは少し気が引けますが、安全で快適な車は生活の質にも影響するはずです。
とはいえ、10年間共に過ごした愛車には感謝の気持ちでいっぱいです。
最後の洗車をして、きれいな状態で次のオーナーに引き継ぎたいと思います。
人生の節目として、この車との別れも大切にしていきたいですね。
車買取査定サービスも検討の一つに加えるつもりです。